夫婦で使う階を分けたリフォームプラン
定年退職後は、夫婦が一緒に過ごす時間が長くなりますから、昼間の生活を十分に考えた上で、リフォームプランを立てることをお勧めします。
家族構成:妻/49歳・専業主婦、夫/55歳・サラリーマン、子供/一人、同居人/なし
リフォームプラン:夫婦別寝室+お風呂
リフォーム時期:夫の早期退職に合わせて
特徴:昼間は、妻は2階、夫は1階を主に使う。
夫婦別寝室については、それほど望んだわけではないそうです。
夫が書斎を希望したので、妻も作業室を作ってもらうことにして、それに合わせて寝室も別にした。
部屋を2つに分け、手前が書斎または作業室で、その奥がそれぞれの寝室といった感じ。
専業主婦だったので、昼間からずっと一緒というのは、やはり不安だったそうです。
夫が早期退職するということで、お友達の中で一番初めに経験することになり、昼間の生活のイメージがつかめなかった。
その対策として考えたリフォームプランが、昼間の活動スペースを分けてしまうというもの。
1階と2階の用途を決める
夫は釣り好きということで、その趣味室を1階に作り、昼食の時だけ2階に上がってくるという感じ。
妻は、2階がメイン。キッチンやダイニング、リビングが2階にあり、昼間は家事中心。
このお宅のリフォームで特徴的なのは、一部3階建てで、お風呂と洗濯機スペースを3階に作り、物干用のベランダも設置したこと。
夫婦ともお風呂好きで、ゆっくり湯舟につかるのが、毎日の楽しみになっているそうです。
これはいいですよね、うらやましいです。
専業主婦だからこその悩み
夕食後からは、夫婦とも2階で過ごしているそうですが、退職やリフォーム前に考えていたほどのストレスはないそうです。
昼間の活動スペースを分けたことで、専業主婦だった頃と同じようなペースで日常を送っているため、昼食を時間通りに作ること以外では、さほど変わっていません。
そうなんですよね、このストレスが問題化することが多いんです。
ここをうまく回避できるように対策を考えないと、リフォーム前よりも問題が大きくなると、絶望的な心持ちになりますから、ぜひ慎重に検討して下さい。
昼間の生活を考え合わせ、夫婦の活動スペースを分けてしまうのもプラン