夫婦別寝とリフォームの裏側その2
夫婦別寝室のリフォームでは、その実情を理解している業者さんを選び出すことが最大のポイントで、女性のコーディネーターさんに仲介してもらえると心強いものです。
「夫婦別寝室がご希望なんですか?」
女性のコーディネーターさんが、思わずそう言ってしまった、とあるご夫婦の話です。
40歳になったばかりのご夫婦で、小学生と幼稚園児の子供さんの4人家族。
中古住宅を購入後、入居前にリフォームしたいというもの。
ごく一般的なリフォームと思いきや、コーディネーターさんも困ってしまったそうです。
結果的には、夫婦別寝室のリフォームをすることになりました。
40歳代の妻が夫婦別寝室を決断する時
ですが、40歳代の妻の要望での夫婦別寝室リフォームは初経験。
夫も同意だったので、全く問題なく、プランも受け入れられたそうです。
妻の要望は、一人で寝ることもあるけれど、子供達も一緒になることもあるので、布団を敷くために和室にしてほしいとのこと。
夫からは、ベッドで眠りたいので洋室という要望が出ました。
夫婦別寝室のリフォームといっても、様々なケースがあるものですが、ご夫婦とも40代というのは珍しいそうです。
こちらのケースの場合も、奥さん側からの強い要望があり、50〜60代での場合とはその理由が違っているんですね。
女性コーディネーターの視点
「私らしい」リフォームという意味で、とても勉強になったと、コーディネーターさんは話されていました。
女性というのは、絶対に譲れない部分というのが必ずあり、そこを聞き出すのが最初の仕事。
こういった視点も、女性だから分かる部分であり、女性のコーディネーターさんが求められている理由でもあると思います。
業者の営業さんが男性だと、どうしても本当の気持ちを話せない場合があると思います。
ですが、「私らしい」リフォームをするなら、ちゃんと話さないと実現できません。
最近、女性の営業さんが増えているのは、こんな部分でお客さんが求めているからかも知れませんね。
リフォーム前の夫婦間の話し合いと、業者さん選びが、夫婦別寝室のリフォームでは、最大のポイントになってきます。
夫婦別寝室のリフォームでは、その実情を理解している業者さんを選び出すことが最大のポイント。