夫婦別寝とリフォームの裏側その3

20代〜30代で、結婚してからの年数が浅い場合は別として、50〜60代では眠る時くらいは別がいいという夫婦別寝室というスタイルを希望される女性が多いようです。

私も、夫婦別寝室がいいって思うようになるのかな?

一緒に参加したコーディネーターさんは、20代と30代の、結婚して5年くらいの女性ふたり。

座談会のあとの食事の席で、ぽろっと出た本音です。

20代や30代では考えにくくても、40代になると現実に考え始める。

50〜60代で、夫婦別寝室のリフォームをした方々は、このあたりをどう受け止めていたんでしょう。

前向きな意味での夫婦別寝室

座談会に参加する前のイメージでは、夫婦仲が良くなく、それでも一緒に住むことを前提にすると、夫婦別寝室という選択になるのかな?って思っていました。

実際のところ、もっと前向きな感じで、夫婦別寝室を選ばれているようです。

その理由としては、もっと現実的な、日常的な問題だということ。

夫よりも、朝、起き出すのが早いからとか、あとから寝室に入ってくる旦那さんに起こされるのが嫌だからというもの。

一緒に寝るのは絶対に嫌という意見は、意外に少なかったです。

生活パターンというか、習慣的なことが理由で、リフォームを機会に夫婦別寝室にしたという感じ。

もちろん、中には離婚できないから仕方なく一緒に住むことにして、寝る時まで一緒は嫌という方もいらっしゃいます。

夫婦それぞれの感じ方

この座談会には、延べ百人弱の方が参加して下さいましたが、絶対に寝室は別じゃないと嫌という方は少数でした。

20代〜30代で、結婚してからの年数が浅い方なら、離れるということに疑問を感じるようでも、50〜60代では眠る時だけ別という、ただそれだけという感じ。

夫婦別寝室について、すごく深い理由がある方は少ないのが現状のようでした。

定年退職後の日常を考えると、昼間は一緒に過ごす時間が長いわけで、眠る時くらいは別でも構わないんじゃないかなっていう感じのようです。

夫婦別寝室はケースによって様々ですが、その受け取り方によって、リフォームプランにも違いが出ています。

夫婦の距離感によって、夫婦別寝室の受け取り方は様々。