妻の家事動線、夫の趣味をリフォームプランに取り入れる

リフォームにおいて、夫婦別寝室以外では、妻は水回りと家事動線、夫は趣味のスペースを重視する傾向があり、十分な話し合いが必要です。

夫婦別寝室というのは、妻から言い出すことが多いせいか、夫婦間に何らかの波風を立てます。

そうかと思うと、すんなりと受け入れる旦那さんもいて、話を切り出してみないと実際のことは分からないところもあります。

夫婦別寝室というのは、妻にしても夫にしても、何らか感じるものがあり、話し合いが難航するもの。

特に、今まで同じ部屋で眠るのが当たり前だったわけですから、妻から夫婦別寝室の話を切り出されると、やはりショックを感じるようです。

夫婦別寝室に不満を持つ夫の心情

今回は、夫婦別寝室を妻が提案し、夫は少し不満を持ったけれど、お互いの意見を聞き入れることで、夫婦別寝室を実現させたというお話です。

妻は、夫を避けようとしているわけじゃなく、寝室を別にしたいだけ。

時々は同じ部屋で一緒に過ごしたいと思うこともあるし、夫に原因があるわけではない。

もし何か理由を挙げるとすれば、就寝や起床の時間が違うので、起こしたら・・・というような気遣いをしなくていいように、寝室を分けたい場合もあります。

この理由を夫に正直に話すと、少しの不満を抱えながらも、納得して夫婦別寝室に応じてくれることもあるものです。

夫婦別寝室のリフォームを円滑にするめるには?

妻は、水回りと、それに関連する家事動線、キッチンや家具の高さ、収納の位置や高さなど、“使いやすさ”重視の要望が多いです。

また、夫は、“見た目”を重視する傾向で、子供や孫、友人や知人といった人達に、簡単に言ってしまえば自慢できる見栄えがほしいという要望が多いようです。

それに、趣味に関する要望も多く、そのほとんどが高額の出費を伴いますが、夫婦が別行動することになり、ある程度は我慢して飲み込んでおけば、昼間は趣味に没頭してくれます。

お互いの意見を尊重するというよりは、お互いの意見が通るように、“これだけはやりたい”“これだけは譲れない”という点を挙げて、夫婦間で納得できる形で収めるというのがいいようですね。

夫婦で一致した意見としてまとまるのは少ないようで、このあたりはコーディネーターさんも慎重に話を進めていくそうですよ。

旦那さんが自分の意見を押し通そうとするので、ある程度は奥さんが妥協しておいて、その上で奥さんも自分の意見をプランに組み込むというパターンが多いみたいです。

リフォームにおいて、夫婦別寝室以外では、妻は水回りと家事動線、夫は趣味のスペースを重視する傾向がある。