夫婦別寝にして夫婦仲が良くなる

リフォームの話し合いの時、夫婦別寝室というのは何らかのもめ事を起こすものですが、結果的には二人とも納得する場合が多いものでもあります。

夫婦別寝室にしてみたら、夫婦仲が良くなった。

夫婦別寝室というのは、夫婦ふたりの生活を考える上で、一つのターニングポイントになるのは間違いないようです。

何十年も同じ部屋で寝ていたのに、別々の寝室を持つ。

そうしたことで夫婦仲が良くなったと言われる方が、たくさんの話を聞いていく中で、意外に多かった印象があります。

それはどうしてなのでしょうか？

リフォーム後、娘さんから完成のお祝いとして贈られた犬を飼い始めたご夫婦の話です。

夫婦別寝室にした一番の理由は、旦那さんの寝相。

ダブルベッドだったから、旦那さんの寝返りで目が覚めてしまい、そうなると寝付けない。

それでも旦那さんは寝続けるから、腹が立って仕方なかったし、不機嫌な朝を迎えることも多かったそうです。

リフォームの話が出た時、何よりも夫婦別寝室だけは必ず実現させるつもりだった。

妻からの話を聞いて、渋々、夫は受け入れた感じ。

それでも、結果的にはとても良かったようで、ケンカすることもなくなり、以前には考えられなかったほど、気楽に過ごせるようになったとか。

夫婦の間を取り持ってくれたのが、愛犬のミニチュアダックスフント。

（余談になりますが、話を聞いた方々で犬を飼っておられる場合が多かったんですが、何故かしらダックスフントが人気でしたよ。）

奥さんの部屋で眠ることが多いそうです。

犬を飼えば、当然のことながら散歩が必要になります。

これが夫婦仲を良くしたみたいです。

夫婦揃って散歩の出掛け、公園を通り抜け、少し離れた場所にあるスーパーへ、毎日のように買物に行く。

リフォームの話し合いの時に、娘さんから贈られることが決まっていたので、裏庭はリードなしで遊ばせるように、芝生を植え、囲いや犬の足を洗うスペースも作りました。

全く考えもしなかったほど、愛犬が夫婦仲を良くしてくれたと、とても喜んでおられましたね。

夫婦別寝室というのは、ほとんどの場合、話し合いの時に何らかのもめ事を起こします。

ですが、実際に夫婦別寝室にしてみたら、思っていた以上に良かったとか、今では主人も気に入っているとか、肯定的に考えられている方が多いもののようです。

夫婦別寝室にしたら、案外、夫婦仲は良くなるかも知れない。